『時をかける少女』の一番のテーマは「タイムスリープ」です。
真琴がタイムスリープを使えることを知り、過去に戻って自分の言動をやり直すことで物語が展開されていきます。
しかし、そもそも「タイムスリープって何?」「意味が分からない」といった声がありました。
そこで今回は、「時をかける少女のタイムリープの意味が分からない?裏設定はある?」と題して、調べた内容をお届けさせて頂きます!
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時をかける少女のタイムスリープの意味が分からない?
タイムスリープとは、「時間を移動すること」です。
過去に戻れるというとドラえもんの「タイムマシーン」をイメージする人が多いと思いますが、タイムマシーンとタイムスリープは異なります。
- タイムマシーン:過去の世界に行ける
- タイムスリープ:時間を移動する
これだけだと、まだよくわかりませんね・・?
簡単に言うと、タイムマシーンで戻るとその時代にいた自分も存在するけど、タイムスリープで戻るとその時代にいた自分はいない。ということです。
ドラえもんではのび太が自分が大人になった自分と出会えますよね?
また、時をかける少女では真琴は時間を移動してもその時の自分は存在していませんでしたよね?
そのため、「タイムリープ」だと過去の自分自身に戻るので、時間の違う自分が二人存在する事がないということです。
とはいえ、実際にはどちらも現代では現実的に実証されているわけではないので、なんとなくの理解でいいと思います!
物語の中で、千昭や魔女おばさんがタイムスリープを悪用することについて軽く触れていましたが、実際にタイムスリープが使えるようなことがあると、誰かにとって都合の悪い出来事を書き換えられてしまい、歴史もめちゃくちゃになってしまうので、現実的にはなさそうですね。
時をかける少女の裏設定はある?
時をかける少女のテーマは「青春と成長」の物語だといえます。
真琴は高校2年生という人生において大きな選択をする時期です。
進路について聞かれても、直ぐに答えられない真琴とは対照的に既に決まっているこうすけがいます。
真琴はタイムスリープが使えることを知り、自分にとって都合の悪いことを過去に戻って書き換え、そのことで誰かに不幸が降りかかることを覚えます。
また、誰かのためを思い良かれと思って過去に戻って行動をしても、いい結果は訪れませんでした。むしろそのことで誰かを傷つけてしまうことも。
ラストで真琴は誰かが大事なことを伝えようとしていることまでを自分の都合で書き換えてしまったことに後悔し、取り戻そうとしましたが、千昭から再度告白をされることはありませんでした。
それらのことからも、目の前の事実や物事から目を背けないで、受け入れたうえで考えて行動することが大事ということを教えてくれる映画なのかもしれませんね。
青春時期は何かと選択も多く、時に迷うこともあるかもしれませんが、全てのことは現実でそこでの行動が未来に続いていることを忘れないことが大切ですね♪
まとめ
今回は、時をかける少女のタイムリープの意味が分からない?裏設定はある?といった内容を紹介させて頂きました!
- タイムマシーン:過去の世界に行ける
- タイムスリープ:時間を移動する
ドラえもんと比較してみるとわかりやすいですね!
タイムスリープで時間を移動できたらなんとも素敵ですが、時をかける少女の裏設定としては、目の前の事実や物事から目を背けないで、全てのことは現実でそこでの行動が未来に続いているということ。
時をかける少女は、青春を舞台に切ない恋愛を交えた最高のアニメ作品だと思います!
細田守監督の作品は『時をかける少女』の他にも、
- サマーウォーズ(2009)
- おおかみこどもの雨と雪(2012)
- バケモノの子(2015)
- 未来のミライ(2018)
- 竜とそばかすの姫(2021)
など、アニメ映画の名作を沢山手掛けています!
細田守作品はどれも感慨深く、心に残る作品ばかりで何度観ても感動してしまいますよね・・
また改めて観ると違った発見や楽しみができるのもアニメ映画の醍醐味ですよね♪
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